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The Lancet

2025/03/10
Mapping the global prevalence, incidence, and mortality of Plasmodium falciparum and Plasmodium vivax malaria, 2000–22: a spatial and temporal modelling study
2000年から2022年までの世界におけるPlasmodium falciparum(熱帯熱マラリア原虫)およびPlasmodium vivax(三日熱マラリア原虫)マラリアの有病率、発症率、死亡率のマッピング:空間的・時間的モデリング研究
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 マラリアはサハラ以南のアフリカで依然として健康への大きな脅威である。2000年から2022年までのマラリア負担の地図では、COVID-19の影響を含むマラリアの感染率、症例発生率、死亡率を高解像度で示した。この地図は、蚊帳や屋内残留散布、抗マラリア薬の治療カバー率などの要因に基づき、マラリアの空間的な進行を監視している。
 結果によると、2022年には特にアフリカでマラリアの症例が増加しており、サハラ以南での罹患者数の増加が懸念されている。一方、アフリカ以外では罹患率の減少が続いているが、パキスタンの洪水の影響で一部逆転した。COVID-19による混乱は一部影響したものの、対策が優先されたため、重大な悪化は避けられた。今後のため、マラリア対策にはさらなる改善が必要である。

Lancet. 2025 Mar 5:S0140-6736(25)00038-8. DOI: 10.1016/S0140-6736(25)00038-8

 
# 感染症  # マラリア 
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