最新論文
Annals of IM
2025/03/25
Excess Mortality Rate in Black Children Since 1950 in the United States: A 70-Year Population-Based Study of Racial Inequalities
米国における1950年以降の黒人小児の過剰死亡率:人種間の不平等に関する70年間の人口ベースの研究
米国の黒人は、小児期において米国の白人よりも低い富、所得、教育を持ち、死亡率も高い。1950年から2019年のデータをもとに、黒人の乳幼児および小児期の過剰死亡の程度を分析した。
1950年代には乳幼児の死亡率は白人が10万人当たり2703人、黒人は5181人で、過剰死亡率は1.92であった。2010年代には白人は10万人当たり499人、黒人は1073人で、過剰死亡率は2.15となった。黒人の死亡率が白人と同じであった場合、70年間で500万人の過剰死亡(乳幼児52万2617人を含む)を避けられた。
Ann Intern Med. 2025 Mar 25. DOI: 10.7326/ANNALS-24-02794
# 健康格差
# 人種