最新論文
The Lancet
Addition of autologous stem-cell transplantation to an ibrutinib-containing first-line treatment in patients aged 18–65 years with mantle cell lymphoma (TRIANGLE): 4·5-year follow-up of a three-arm, randomised, open-label, phase 3 superiority trial of the European MCL Network
18~65歳のマントル細胞リンパ腫患者を対象とした、イブルチニブを含む一次治療への自家幹細胞移植の追加(TRIANGLE):欧州MCLネットワークによる3群ランダム化非盲検第Ⅲ相優越性試験の4.5年追跡調査
若年のマントル細胞リンパ腫に対し、標準免疫化学療法にイブルチニブを併用することで無増悪生存が改善することがTRIANGLE試験初期結果で示された。本解析では、自家造血幹細胞移植(ASCT)の追加有無が成績に与える影響を検討した。18〜65歳の未治療患者870例を3群にランダム化し、R-CHOPとR-DHAP/ R-DHAOxにASCTを行う群、これにイブルチニブを併用する群、イブルチニブ単独(ASCTなし)群を比較した。
その結果、中央値約55か月追跡で、イブルチニブ併用群はASCTの有無で無増悪生存に差はなく(4年82% vs 81%)、ASCT追加の上乗せ効果は認めなかった。一方、イブルチニブ併用は従来治療より無増悪生存・全生存を改善したが、血液毒性や感染症は増加した。結論として、若年MCLでは、イブルチニブ併用免疫化学療法+維持療法が新たな標準治療候補となり、ASCT追加の利益は認められない。
Lancet. 2026 May 16;407(10542):1953-1967. DOI: 10.1016/S0140-6736(26)00362-4
Comment
マントル細胞リンパ腫における移植療法の全盛期に終止符
2005年に欧州マントル細胞リンパ腫ネットワーク(EMCLN)による最初の臨床試験結果が発表されて以来、自家幹細胞移植(ASCT)は、若年性マントル細胞リンパ腫患者の治療において中心的な位置を占め続けてきた。しかし今回、ランセット誌に掲載されたMartin DreylingらによるTRIANGLE試験の結果により、その役割は強く疑問視されることとなった。
Lancet. 2026 May 16;407(10542):1897-1899. DOI: 10.1016/S0140-6736(26)00556-8
〔この記事はAIを使用して作成しています〕




