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The Lancet

2025/03/22
Invasive urodynamic investigations in the management of women with refractory overactive bladder symptoms (FUTURE) in the UK: a multicentre, superiority, parallel, open-label, randomised controlled trial
英国における難治性過活動膀胱症状(FUTURE)の女性の管理における侵襲的尿流動態検査:多施設、優位性、並行、非盲検、ランダム化比較試験
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 難治性過活動膀胱や切迫性混合尿失禁の女性を対象に、尿流動態検査+包括的臨床評価(CCA)とCCAのみの臨床的有効性と費用対効果を比較する多施設ランダム化試験を英国63病院で実施した。
 2017年11月6日~2021年3月1日に1099人を割り付け(尿流動態検査+CCA:550人、CCAのみ:549人)、15か月後の患者報告による成功率(「非常に改善」「かなり改善」)を評価。結果、尿流動態検査+CCA群(23·6%)とCCAのみ群(22·7%)で有意差はなく(調整オッズ比1·12、p=0·60)、重篤な有害事象も両群で同程度に少なかった。費用対効果は質調整生存年(QALY)あたり42,643ポンドで、20,000ポンド閾値での費用対効果確率は34%と低く、生涯推定ではさらに低下。尿流動態検査の追加は有効性・費用対効果で優位性を示さなかった。

Lancet. 2025 Mar 21:S0140-6736(24)01886-5. DOI: 10.1016/S0140-6736(24)01886-5

 
# 泌尿器科  # 過活動膀胱  # 質調整生存年  
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