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Annals of IM
2025/03/10
Effectiveness and Cost-Effectiveness of Expanded Targeted Testing and Treatment of Latent Tuberculosis Infection Among the Medicare Population in 2022
2022年のメディケア集団における潜在性結核感染の拡大標的検査と治療の有効性と費用対効果
米国では、高齢者における潜在性結核感染(LTBI)の有病率と結核の罹患率が高いことが問題視されている。
メディケア適格集団内でのLTBI検査と治療の効果と費用対効果を分析したところ、2022年には推定2,990万人の結核リスクがある65歳以上の人々が存在し、そのうち1,470万人がUSPSTFの推奨因子を有していた。この集団では、約16.4%がLTBIであると推定された。
LTBIの検査と治療により、結核症例10,946例と結核死2,579例が予防され、生涯QALY 13,234が得られると推定された。特に新たにメディケアの対象となる65歳の人々では、LTBIに対する介入が結核罹患率と関連死の大幅な減少につながる可能性がある。
Ann Intern Med. 2025 Feb 7. DOI: 10.7326/ANNALS-24-00870
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