アルブテロール-ブデソニドの併⽤は、中等度から重度の喘息患者でアルブテロール単独使⽤よりも重度の喘息増悪リスクを低減することが⽰されている。軽症喘息におけるデータが不⾜していたため、12歳以上で軽症喘息がコントロールされていない患者を対象に試験が⾏われた。参加者はアルブテロール-ブデソニド群またはアルブテロール群にランダムに割り付けられ、最⻑52週間、重症喘息増悪を主要エンドポイントに評価した。2516⼈が参加し、試験は中間解析で有効性により中⽌された。重篤な増悪は、アルブテロール-ブデソニド群でアルブテロール群より有意に少なく、年率および全⾝性グルココルチコイドの投与量も低かった。有害事象は両群で同様であった。資⾦はBond Avillion 2 Development社とAstraZeneca社から提供された。

N Engl J Med. 2025 May 19.　DOI: 10.1056/NEJMoa2504544
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