Multidomain Rehabilitation for Older Patients with Myocardial Infarction

高齢心筋梗塞患者に対する多領域リハビリテーション

　このイタリアの試験では、心筋梗塞後1ヵ月で身体機能が低下した65歳以上の患者を介入群と対照群に分け、1年間の心血管死や入院の発生を比較した。介入群は心血管危険因子のコントロール、食事カウンセリング、運動トレーニングを受けた結果、主要転帰イベントの発生率は介入群で12.6％、対照群で20.6％となり、特に入院を減少させた。この結果から、多領域リハビリテーション介入が有効であることが示された（NCT04183465）。

N Engl J Med. 2025 Aug 29.　DOI: 10.1056/NEJMoa2502799
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