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JAMA
Long-Term Cognitive Ability and Academic Achievement After Childhood Severe Malaria
小児期の重症マラリア後の長期的な認知能力と学業成績
重症マラリア後の認知機能障害や学業成績低下が、発症後1~2年にみられることは知られているが、その影響が思春期まで続くかは不明であった。本研究では、ウガンダの小児889人を対象に、重症マラリア発症から平均8.4年後に認知機能や学力を評価した。対象は脳性マラリア184人、重症貧血型マラリア249人、その他の重症マラリア239人、地域対照217人であった。
その結果、脳性マラリアおよび重症貧血型マラリアの既往児では、対照群と比べて全体的な認知機能と数学成績が有意に低下していた。一方、注意力や読解力には有意差はみられなかった。また、急性腎障害、高尿酸血症、血中アンジオポエチン2高値は、認知機能低下と関連していた。さらに急性腎障害は読解力や数学成績の低下とも関係していた。これらの結果から、幼少期の脳性マラリアや重症貧血型マラリアは、発症後4~15年にわたり認知機能や学業成績に長期的影響を及ぼす可能性が示された。
JAMA. 2026 May 12;335(18):1596-1605. DOI: 10.1001/jama.2026.0704
Editorial
重症マラリア感染後の長期的な神経認知機能の転帰:心の安らぎはない
1948年、Salil Ghoshは、キニーネによる治療を受けた重度の「悪性マラリア」を患う数人の子供たちが、奇跡的とも言える回復を遂げたことについて記した。その一例として挙げられる「9歳の女児」は、2日間にわたる「錯乱を伴う意識不明」の状態で入院し、末梢血塗抹標本において熱帯熱マラリア原虫の血液内感染の典型的な所見である「多数のリング」が確認された。筋肉内注射、続いて経口投与によるキニーネ投与後、この患者は「完全に健康な状態で退院した」。
JAMA. 2026 May 12;335(18):1575-1577. DOI: 10.1001/jama.2026.4290
〔この記事はAIを使用して作成しています〕




