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The NEJM

2025/02/20
Catheter Ablation or Antiarrhythmic Drugs for Ventricular Tachycardia
心室頻拍に対するカテーテルアブレーションまたは抗不整脈薬
    Medical Tribune公式X

 心室頻拍と虚血性心筋症の患者では、有害な転帰のリスクが高く、抗不整脈薬で心室頻拍が抑制されない場合、カテーテルアブレーションが推奨される治療法だが、その有効性については不明だった。国際的な試験で、心筋梗塞の既往を持ち、臨床的に重要な心室頻拍を有する患者を、抗不整脈薬治療とカテーテルアブレーションの2群にランダムに割り付けた。全例に植え込み型除細動器(ICD)が装着されており、主要エンドポイントは死亡や再発する心室頻拍であった。
 結果として、カテーテルアブレーション群は、抗不整脈薬群に比べて複合主要エンドポイントのリスクが低かった(ハザード比、0.75;P = 0.03)。カテーテルアブレーション群の術後30日以内の有害事象は、死亡2例(1.0%)、非致死的有害事象23例(11.3%)であった。

N Engl J Med. 2025 Feb 20;392(8):737-747. DOI: 10.1056/NEJMoa2409501

Editorial
心室頻拍に対するカテーテルアブレーション ― 早期介入の必要性

 心室頻拍の治療におけるカテーテルアブレーションは、確立された第一選択療法となる点で心房性不整脈のアブレーション手技に遅れをとっている。心室頻拍に対するカテーテルアブレーションの研究には大きな障壁があり、技術的および手順的な課題が、この急速に進歩している手技の有効性を評価する際の困難さと、期待外れの結果につながっている。しかしながら、アブレーションは心室頻拍に対する有効性が高まっている治療法であり、抗不整脈薬療法の有効性が限られており副作用が多いことを考えると、非常に魅力的な選択肢となっている。虚血性心疾患における心室頻拍アブレーションと強化抗不整脈薬療法の比較(VANISH試験)は…

N Engl J Med. 2025 Feb 20;392(8):818-819. DOI: 10.1056/NEJMe2500487
〔この記事はAIを使用して作成しています〕

# 循環器内科  # 心室頻拍  # アブレーション  # 抗不整脈薬 
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