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The NEJM
2025/03/19
A Randomized Trial of Automated Insulin Delivery in Type 2 Diabetes
2型糖尿病におけるインスリン自動投与のランダム化試験
この13週間の多施設共同試験では、インスリン治療を受けている2型糖尿病の成人がインスリン自動投与(AID)群とインスリン投与法を継続する対照群にランダムに割り付けられた。主要アウトカムは13週後の糖化ヘモグロビン値で、AID群で0.9%ポイント減少し、対照群で0.3%ポイント減少した(平均調整後差、-0.6%ポイント;P<0.001)。
目標グルコース範囲内の時間割合は、AID群で16%ポイント増加したのに対し、対照群では1%ポイントのみ増加した(平均差、14%ポイント;P<0.001)。他のCGMアウトカムもAID群が有意に良好であった。低血糖頻度は両群とも低かった。AIDは、CGM単独群よりも糖化ヘモグロビン値の低下が大きいことが確認された。
N Engl J Med. 2025 Mar 19. DOI: 10.1056/NEJMoa2415948
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