2型糖尿病患者への最適な血糖降下療法を支援するデータは限られているため、日常的な臨床データを使用して、5つの糖低下薬クラスの効果を予測するモデルを開発した。モデルは、患者の9つの臨床的特徴を予測因子として用い、CPRDデータを基に開発・検証を行った。
　CPRDの検証では、最適治療を受けた患者は、そうでない患者に比べ、12ヵ月後のHbAが大幅に低く、5年間の糖尿病合併症のリスクが低いと示された。このモデルは、日常的に利用可能なパラメータを基にしているため、世界中の臨床での導入が容易である。

Lancet. 2025 Mar 1;405(10480):701-714.　DOI: 10.1016/S0140-6736(24)02617-5
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