Therapy for Atrial Fibrillation in Patients with Drug-Eluting Stents

薬剤溶出ステントを有する患者における心房細動の治療

　韓国で行われた多施設共同ランダム化試験では、薬剤溶出ステントを1年以上前に留置された心房細動患者を、NOAC単剤療法群とNOAC＋クロピドグレル併用療法群に1：1で割り付けた。
　主要エンドポイントは12ヵ月後の臨床有害事象の発生率で、NOAC単剤群では9.6％、併用群では17.2％だった。NOAC単剤療法は、有害事象について併用療法より非劣性であることが確認され、大出血も単剤療法で少なかった。この研究は、心房細動患者におけるNOAC単剤療法の可能性を示した。

N Engl J Med. 2025 Nov 8.　DOI: 10.1056/NEJMoa2512091
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