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The BMJ

2025/05/07
Effects of a general practitioner-led brief narrative exposure intervention on symptoms of post-traumatic stress disorder after intensive care (PICTURE): multicentre, observer blind, randomised controlled trial
集中治療後の⼼的外傷後ストレス障害の症状に対する⼀般開業医主導の簡易ナラティブエクスポージャー介⼊の効果(PICTURE):多施設共同、観察者盲検、ランダム化⽐較試験
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 この研究は、集中治療後のPTSD症状に対する⼀般開業医(GP)主導の短時間ナラティブエクスポージャー介⼊の効果を評価した。介⼊群はGPによる相談を3回、看護師との定期接触を8回受け、⼀⽅、対照群は通常のPTSD治療を受けた。主要なアウトカムは6ヵ⽉後のPTSD症状であり、介⼊により対照群との差は6ヵ⽉後に4.7点、12ヵ⽉後に5.4点改善した。副次的アウトカムとして、介⼊群はうつ病、健康関連の⽣活の質、および⾝体障害においてもより⼤きな改善を⽰し、効果は12ヵ⽉後も持続した。この介⼊は、プライマリケアでのさらなる評価に価値があるとされている。

BMJ. 2025 May 7:389:e082092. DOI: 10.1136/bmj-2024-082092

Editorial
集中治療室生存者の心的外傷後ストレス障害 プライマリケアの役割

 ICU退院患者の約20%がPTSDを発症し、生活の質や健康に影響を及ぼす。Gensichenらの研究は、ドイツの一般診療所でGP主導の簡易物語暴露療法を評価。3回の診察と8回の看護師フォローアップで、6カ月後のPTSD症状軽減は介入群6.2点、対照群1.5点(差4.7点)だったが、目標の6点に届かず、回避や過覚醒への効果も限定的だった。介入は実行可能で、うつ病や生活の質の改善も見られたが、重度PTSS(Posttraumatic Stress State)患者は除外され、GPの訓練不足が課題。スケーラブルな介入として価値があるが、さらなる治療内容の改良とシステム統合が必要である。

BMJ. 2025 May 7:389:r841. DOI: 10.1136/bmj.r841
〔この記事はAIを使用して作成しています〕

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