最新論文
The NEJM
2025/03/10
Outcomes of a Program to Reduce Birth-Related Mortality in Tanzania
タンザニアにおける出生関連死亡率削減プログラムの成果
出産関連死亡は、特に低所得国での大きな問題である。Safer Births Bundle of Careプログラムは、母親と赤ちゃんのケアの質を向上させる介入を組み合わせ、出産関連死亡率の低下を目指している。このプログラムは、現場でのシミュレーション研修や現地データの活用、訓練を受けたファシリテーターの支援、革新的なツールの使用によって質を向上させている。
周産期死亡率は1,000人当たり15.3人から12.5人に減少したが、地域によって異なる。分娩内死産率はほぼ変わらず、新生児死亡率は1,000人当たり6.4から3.9に減少した。重篤な有害事象は報告されておらず、このプログラムは資源が限られた環境での緊急時対応の質向上が実現可能であることを示した。
N Engl J Med. 2025 Feb 26. DOI: 10.1056/NEJMoa2406295
# 産婦人科
# 公衆衛生