慢性四肢脅迫性虚血の患者に対する血管内大腿-膝窩血行再建術の最も有効な治療法を調べるため、第Ⅲ相試験BASIL-3を実施した。参加者は、PBA±BMS、DCBA±BMS、DESの3つの治療法にランダムに割り付けられた。
　主要な結果としての大断端または死亡率において、各群で有意な差はなく、調整ハザード比はPBA±BMSとDCBA±BMS群が0.84、PBA±BMSとDES群が0.83であった。副次的なアウトカムや重篤な有害事象の発生にも差は見られなかった。結論として、DCBA±BMSとDESはPBA±BMSよりも有意な臨床的利益をもたらさなかった。

BMJ. 2025 Feb 24:388:e080881.　DOI: 10.1136/bmj-2024-080881
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