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The BMJ
2025/03/10
Common interventional procedures for chronic non-cancer spine pain: a systematic review and network meta-analysis of randomised trials
非がん性慢性脊椎痛に対する一般的な介入手技:ランダム化試験のシステマティックレビューとネットワークメタ解析
研究は、非がん性の慢性脊椎痛に対する一般的な介入手技の効果を比較したランダム化対照試験(RCT)のレビューとネットワークメタ解析を行った。81の試験、7977人の患者がメタアナリシスに参加し、13の介入手順が検討された。
結果として、慢性の脊柱軸索痛に対して以下の介入(局所麻酔薬とステロイドの硬膜外注射、関節標的ステロイド注射など)はほとんど差がない中程度の確実性のエビデンスが示された。また、慢性根尖性脊椎痛に対しては、幾つかの介入は疼痛緩和にほとんど差がない可能性がある。偽手術と比較したNMAは、これらの介入手技がほとんど疼痛緩和をもたらさないという低~中程度の確実性のエビデンスを示している。
BMJ. 2025 Feb 19:388:e079971. DOI: 10.1136/bmj-2024-079971
# 整形外科
# 慢性脊椎痛