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The Lancet
2025/03/12
Behavioural interventions to increase uptake of FIT colorectal screening in Scotland (TEMPO): a nationwide, eight-arm, factorial, randomised controlled trial
スコットランドにおけるFIT大腸スクリーニングの受診率向上のための行動的介入(TEMPO):全国規模の8群要因ランダム化比較試験
大腸がん検診の受診率を向上させるため、TEMPO試験は糞便免疫化学検査(FIT)の返送率に影響を与える行動介入を評価した。
参加者は標準招待と異なる返送期限または計画ツールを適用される8つの群にランダムに割り当てられた。3か月後の返送率は、2週間の期限を設定した場合が最も高く(68.0%)、期限なしで計画ツールを与えられた場合が最も低かった(63.2%)。期限を設定することはプラスの効果を持ったが、計画ツールは効果がなかった。計画ツールのない場合、期限の設定は3ヵ月後の再診率にほとんど影響を与えなかったが、早期受診率を向上させ、督促状の必要性を減少させることが示された。計画ツールはFIT再受診にプラスの影響を与えなかった。
Lancet. 2025 Mar 12:S0140-6736(24)02813-7. DOI: 10.1016/S0140-6736(24)02813-7
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