血流感染症の治療期間を検討する多施設共同非劣性試験が行われた。
　入院患者を抗生物質を7日間投与する群と14日間投与する群にランダムに割り付け、主要評価項目として90日以内の全死因死亡率を設定した。3608例の患者がランダム化され、ICUに55.0%、病棟に45.0%が入院していた。感染源は尿路や腹部、肺などが多かった。結果、7日間群での死亡率は14.5%で、14日間群は16.1%であり、短期間治療の非劣性が示された。サブグループでも結果は一貫しており、血流感染症の治療において7日間の抗生物質投与は14日間投与に対して非劣性であることが示唆された。

N Engl J Med. 2025 Mar 13;392(11):1065-1078.　DOI: 10.1056/NEJMoa2404991
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