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The NEJM

Setmelanotide for the Treatment of Acquired Hypothalamic Obesity

後天性視床下部性肥満症に対するセトメラノチドの治療

 後天性視床下部性肥満症は、視床下部の腫瘍、病変、外傷などに伴う持続的な体重増加を特徴とするが、有効な治療選択肢は限られている。そこで、メラノコルチン4受容体作動薬であるセトメラノチドの有効性と安全性を検証する第Ⅲ相二重盲検ランダム化プラセボ対照試験(TRANSCEND試験)が実施された。4歳以上の後天性視床下部性肥満症患者120例を、セトメラノチド群(81例)またはプラセボ群(39例)に2:1で割り付け、用量漸増後に1日1回皮下投与を52週間行った。主要評価項目は52週時のBMI変化率、副次評価項目には12歳以上における空腹感スコアの変化が含まれた。
 その結果、BMIの最小二乗平均変化率はセトメラノチド群−16.5%、プラセボ群3.3%で有意差を認めた。空腹感スコアもセトメラノチド群で有意に改善した。有害事象は多くみられ、主なものは皮膚色素沈着、悪心、嘔吐、頭痛であった。以上より、セトメラノチドは後天性視床下部性肥満症患者において、BMIおよび空腹感を有意に改善することが示された。

N Engl J Med. 2026 Jul 9;395(2):138-150. DOI: 10.1056/NEJMoa2512275

 
# 後天性視床下部性肥満症  # セトメラノチド  # メラノコルチン4受容体作動薬  
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