Aspirin in Patients with Chronic Coronary Syndrome Receiving Oral Anticoagulation

経口抗凝固療法を受けている慢性冠症候群患者におけるアスピリン

　アテローム血栓症リスクが高く、長期経口抗凝固療法を受ける慢性冠症候群患者の適切な抗血栓レジメンは不明であり、フランスでステント植え込み経験患者を対象に試験を行った。患者はアスピリンまたはプラセボを投与され、有効性は心血管イベントの複合、安全性は大出血を評価した。合計872例中、アスピリン群で心血管イベントおよび死亡リスクがプラセボ群より高く、負の結果を示したため試験は早期中止された。アスピリン群では大出血リスクも増加していた。

N Engl J Med. 2025 Aug 31.　DOI: 10.1056/NEJMoa2507532
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