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JAMA

2025/03/10
Pridopidine in Amyotrophic Lateral Sclerosis:The HEALEY ALS Platform Trial
プリドピジンと筋萎縮性側索硬化症:HEALEY ALSプラットフォーム試験
    Medical Tribune公式X

「プリドピジンと筋萎縮性側索硬化症(ALS)」に関するHEALEY ALSプラットフォーム試験(第Ⅱ/Ⅲ相、多施設、ランダム化二重盲検試験)の結果を報告。
プリドピジン(シグマ-1受容体作動薬)の効果を検証するため、163人がプリドピジン(121人)またはプラセボ(42人)に割り当てられ、さらに他レジメンの122人のプラセボデータも解析に含まれた。24週間の試験で、主要評価項目である疾患進行速度比(DRR)は0.99で、プリドピジンによる有意な疾患進行抑制は見られなかった(DRR<1の確率0.55)。ALSFRS-Rや生存率の変化にも差はなく、副次評価項目でも効果は確認されなかった。最も多い副作用は転倒と筋力低下で、プリドピジンとプラセボ間で大きな差はなかった。結論として、プリドピジンは24週間でALS進行に影響を与えなかった。試験登録:ClinicalTrials.gov(NCT04297683、NCT04615923)。

JAMA. Published online February 17, 2025. DOI:10.1001/jama.2024.26429

 
# 脳神経内科  # ALS 
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