Roux-en-Y胃バイパス術（RYGB）とSleeve胃切除術（SG）は、それぞれ異なる体重への効果と再手術リスクを持つ。2012年から2019年の糖尿病患者を対象に、RYGBまたはSGを受けた場合の医療支出を3年前と5.5年後で比較した。
　両群とも支出は約30％減少し、術後5.5年の支出はRYGBが2441.13ドル、SGが2658.15ドルであった。5.5年後の総支出に群間差はなかったが、最初の6ヵ月はRYGBで一時的な支出増加が見られた。それ以降、外来患者と薬剤費においてRYGBとSGの差は認められなかった。

Ann Intern Med. 2025 Jan 28.　DOI: 10.7326/ANNALS-24-00480
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