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最新論文

The Lancet

Prevalence of liver fibrosis in the general population (the LiverScreen project): a multinational European cohort study

一般人口における肝線維症の有病率(LiverScreenプロジェクト):欧州多国籍コホート研究

 小規模・単一国の研究では一般集団に未診断の肝線維化が一定数存在することが示唆されているが、その実態や主な危険因子は不明である。本研究は欧州9か国の多施設前向きコホートで、その有病率と代謝因子・飲酒との関連を検討した。40歳以上の一般住民を対象に、振動制御トランジェントエラストグラフィーで肝硬度(LSM)を測定し、8kPa以上またはALT高値を陽性と定義した。
 その結果、3万199人中、陽性率は6.9%、LSM高値は4.6%であった。肥満、2型糖尿病、有害飲酒と強く関連した。確定診断による有病率は1.6%で、93%が脂肪性肝疾患であった。未診断の肝線維化は一般集団で比較的多く、主に代謝異常と飲酒が関与する。早期発見は進行予防に重要である。

Lancet. 2026 Apr 11;407(10537):1448-1458. DOI: 10.1016/S0140-6736(26)00354-5


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肝疾患:捉えどころのない敵のスクリーニング

 集団検診プログラムを評価するためのウィルソン・ユングナー基準が発表されてから、ほぼ60年が経過したが、そこで提示された基本原則は長年にわたりその妥当性を維持してきた。肝疾患は、これらの原則を適用する上で特異なケースである。スクリーニングの根拠として挙げられるのは、疾患の無症状期間が長く、発見が遅れると予後が極めて不良であるという点である。しかし、誰が臨床的に意義のある疾患を有し、誰が治療を受けるべきかについてはコンセンサスが得られておらず、最も正確な非侵襲的検査法は、こうした根拠そのものを揺るがすものである。さらに、集団レベルでの肝疾患の負担についても不確実性がある。したがって、スクリーニングがもたらす影響を評価することは困難である。

Lancet. 2026 Apr 11;407(10537):1402-1403. DOI: 10.1016/S0140-6736(26)00598-2
〔この記事はAIを使用して作成しています〕

 
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