コンゴ民主共和国は、エムポックスウイルスによる天然痘（mpox）の世界で最も高い罹患率を持ち、1980年以降その罹患率は上昇している。2010～2023年に収集されたデータを基に、罹患率、症例致死率、検査室確定症例の割合を分析した。
　期間中、60967件の疑い症例と1798件の死亡疑いがあり、発生率は2010年の10万人当たり2-97人から2023年には11-46人に増加した。特に5歳未満の小児で発症率と致死率が高く、発生は農村部でより多く見られた。PCR検査は12.2％の疑い例に実施され、57.1％が陽性でした。年齢中央値は変わらず、年齢の95パーセンタイルは上昇していた。研究には多くの国際機関が協力している。

Lancet. 2025 Feb 1;405(10476):408-419.　DOI: 10.1016/S0140-6736(24)02669-2
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